求人倍率が表す仕事の量と求職者数

求人に書かれた給料がもらえなかった経験

求人倍率が表す仕事の量と求職者数 私は新卒で入った会社に定年までいましたので、転職についての知識はほとんどありません。求人の実態も知りません。一度転職しようと思って求人情報を見ていたことはありますが、実際に動いてはいないので、ほとんど役に立たない経験です。しかし私の妻は転職を繰り返していますので、妻の経験を通じて多少のことは知っているつもりです。特に求人に書かれている内容と、入社後の待遇の違いについては、世間ではよくあることということを勉強しました。求職者からすればとんでもない話ですが、失敗を繰り返さぬよう防御するしか今のところ対策はありません。

妻が初めてそういう目にあったのは、30歳を過ぎたばかりのことでした。事務職の正社員の求人でした。妻は週末が休める安定した仕事を探していましたので、その求人に応募しました。事務経験もあったので、面接での感触も良かったと喜んでいました。実際採用されました。求人には土曜月2回、日祝休みとありました。給料は18万円で年に2回の賞与、昇給年1回とありました。賞与の昨年度実績が3.5ヶ月とも書いてありました。30歳を過ぎていましたので決して高待遇とは言えませんが、贅沢は言えないと機嫌良く働き始めました。ところがいざ働いてみると正社員ではなく契約社員でした。しかも給料は15万円でした。人事担当者に応募した時の求人票を見せて、18万円のはずだと言ったところ、それは保証ではない、と返答されたそうです。なんとも理不尽な話ですが、採用時に条件を書面で交わさなければこういうリスクがあるという勉強になったと思います。

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